茶碗蒸しは、むかしから皆に好まれている日本料理の一つです。中に入れる具材は時代により少しづつ変わっています。今回紹介するお料理は、手がこんでますが美味しくいただけます。
材料
- ぶり
- 鰻
- 車海老
- 百合根
- 銀杏
- 乾燥椎茸
- 三つ葉
- しめじ
- 卵
- 吉野葛
- 柚子
調味料
作り方
- ぶりは鱗、内臓を取り除き、水洗いをする。
- 水分を取り除き三枚におろし、小口に切る。
- 小口に切った白身魚に塩をして、20分ほど置き、さっと湯をする。
- 鰻は蒲焼きにし、2cm程度の大きさに切る。
- 車海老は背を折り曲げ、竹串等で背ワタを取り除き、塩湯でにする。
- 乾燥椎茸は通常の味椎茸にする。
- 百合根、しめじ、銀杏は薄塩で湯がく。
- 三つ葉は3cm程度の長さに切る。
- 出し汁1杯に2割の牛乳を入れる
- 玉子の量の3.5倍の⑨の出し汁を入れる
- ⑩の出し汁に塩少々、薄口醤油少々、かくし味に味醂ほんの少し入れて味付けをする。
- ⑪の出し汁を一度リードでこす。
- 三つ葉を除く下味を付けた具材を茶碗蒸しの器に入れる。
- ⑬の茶碗蒸しの器に⑫の出し汁を入れる。
- 94度で9分間,弱火で蒸します。
- 出来上がったら振り柚子をして三つ葉を盛る。
鰻蒲焼
- 木製のまな板にうなぎを置く。
- 頭を目打ちで打ち、うなぎを固定させます。
- 鰻を腹開きにする。
- 一度さっと水洗いをして、水分を拭取る。
- 腹開きにした鰻の皮の方を上にして抜き板(まな板でも良い)に置く。
- 鰻の横から魚串を扇方に打つ。
- 皮の方から白焼きにする。
- 白焼きが出来たら、魚タレの中に漬け、軽く焼く。
- もう一度魚タレの中に漬け、2度焼きにする。
家庭で茶碗蒸しを作られる場合、具材のブリは切り身、鰻の蒲焼、味椎茸は市販の物をお使いください。尚、野菜類は旬の物をお使いください。
大きい魚の場合
家庭で魚を使用される時は人数に応じて、魚屋さん又はスーパーなどで片身又は1/4のサイズを購入してください。尚、ブリは大きすぎますので切り身をお使いください。
鰻、穴子の利用について
鰻、穴子はご家庭で焼くのは非常に難しいので、魚屋、スーパーで市販の出来合いの物を利用してください。