鰹は3月中頃から北上を始め、4月末位くらいには高知沖を通過し始めます。この頃の鰹は初鰹と呼ばれ関西地方では市場に出まわります。
鰹はさらに北上を続け、秋頃には三陸北部から北海道南部あたりで南方向に折り返します。この頃の鰹は戻り鰹と呼ばれ、脂のりもよく初鰹とはまた一味違い、さしみで頂いたら絶品です。
材料
調味料
作り方
- 鰹は鮮度が第一ですから新しい物を選ぶ。
- ヒレの下を押さえて、硬くてエラが赤いものほど新しい。
- 鰹は水洗いをしてから水分を拭き取って、表面の硬い皮を取り除く。
- 次に鰹を三枚におろし血あいを取り除く。
- 三枚におろした鰹に振り塩をしてから藁の火で焼く。
- 焼き上がったら、やや厚めに切る。
- 次に紅葉おろし、キザミネギ、青紫蘇、ニンニクの薄切を添える。
- ポン酢で召し上がってください。
ポン酢
- 酢橘と柚子で一升ビン8本、酢8本、濃い口醤油15本、たまり1本、味醂1.8~2本、レモン8ケ。
- 濃口醤油に昆布、鰹を入れて2~3ケ月位ねかす。
- ねかせた醤油と(ぽん酢、酢)等を合わせ、更に3ケ月程度ねかす。
味噌だれをポン酢で伸ばして、紅葉おろし、きざみネギを和えても良くあいます。また、お刺身の場合は山葵より生姜のほうがよくあうと思います。