白魚の旬は2月から4月にかけてです。白魚を一度薄味の出し汁で蒸し、吉野餡をかけていただきます。茶碗蒸しとは又一味違い美味しくいただけます。
材料
調味料
作り方
- 白魚は水洗いをしてから立塩(海水濃度の塩分)に30分位漬ける。
- 出し汁3.5杯に対し、卵1杯、淡口醤油と塩少々を合わせた出し汁を作る。
- ② の合わせた出し汁に白魚を入れて蒸す。
- 出し汁12杯に対し、味醂1杯、淡口醤油0.5杯、塩0.5杯を合わせて煮る。
- 差し鰹をする。
- 差し鰹をした出し汁に吉野葛を入れて吉野アンを作る。
- 吉野アンを上からかけ、最後に絞り生姜をする。
たて塩
海水と同じ位の濃度(3%)の塩水で、水180CCに対して、塩小さじ1杯くらいの割合。
差し鰹とは
調味料を合わせて一度煮て、差し鰹をする事により、よりいっそう味は良くなる。
又、差し鰹は付け出しによく使われます。
差し鰹
- 調味料を合わせた出しが沸騰したら鰹を入る。
- 一度火を落とし、弱火で軽く焚き、火を止め、鰹が沈むまで待つ。
- 鰹が沈んだらリードで漉し温める。
吉野餡
調味料を合せて一度炊き、差し鰹をした出し汁に吉野葛を溶いて合わせた物。
調味料の対比割合について
調味料の味付け割合は対比計算で表示しておりますので、人数に応じて計量カップ又は容器の大きさを変えてください。