豆腐は色々な料理に使われます。この料理は精進料理の一品です。今回は豆腐の蒲焼を紹介します。
材料
- 木綿豆腐
- 山芋
- 片栗粉
- 海苔
- 魚たれ(自家制)
- 粉山椒
- 木の芽
調味料
作り方
- 豆腐は昆布出し汁で一度湯がく。
- 豆腐をガーゼで包み、重しをして水分を切る。
- 水分を抜いた豆腐を裏ごしにかけ、山芋をおろした物、片栗粉少々、塩を少々加え薄味を付け、すり鉢であたり混ぜる。
- 海苔は6分の1に切る。
- 上記 ④ の海苔に、上記 ③ の混ぜ合せた豆腐を、海苔からはみ出さないように盛りのばす。
- 形をかば焼き風にそろえる。
- 遠火の強火で焼き、焦げ目が付いたら魚たれを二回付けて、つけ焼きにする。
- 焼き上がったら粉山椒をふり、叩き木の芽をちらす。
魚たれ
- みりん(煮切り)1升瓶4本、たまり1本、濃口醤油7合、酒1本。
- アワビの殻を2~3ヶ入れ、弱火で約30分くらい常にアクを取りながら焚く。
- 差し鰹をして火を落とし、鰹が沈んだらリードで漉し温める。
差し鰹とは
調味料を合わせて一度煮て、差し鰹をする事により、よりいっそう味は良くなる。又、差し鰹は付け出しによく使われます。
差し鰹
- 調味料を合わせた出しが沸騰したら鰹を入る。
- 一度火を落とし、弱火で軽く焚き、火を止め、鰹が沈むまで待つ。
- 鰹が沈んだらリードで漉し冷やす。
ご家庭で豆腐を焼く時はグリル又はオーブン等を使用してください。
調味料の割合について
調味料の味付け割合は対比で計算しています。人数に応じて計量カップや容器の大きさが変わっても、味は変わりません。