飯蛸の旬は冬場から春にかけてです。この頃の飯蛸は胴体に卵がいっぱい入って、とても美味しい時期だと言われています。今日は飯蛸の黄身酢かけを紹介します。
材料
- 飯蛸
- 黄身酢
- 生姜
調味料
- 出し汁
- 淡口醤油
- みりん
- 砂糖
- 塩
作り方
- 飯蛸の目がついていない方の胴から指をいれ、墨袋が見えるまで胴をめくる。
- 胴をめくるとスミ袋が見えるので、指先でスミ袋を破らないように取り除く。
- 目と目の間に包丁を入れ、目の両脇を指先で挟んで、目を押し出す。
- 足の付け根のくちばしを取り除く。
- 塩もみしてヌメリを取る。
- ヌメリを取った後、湯を沸騰させ、約1分程度湯がく。
- 出し汁20杯、淡口醤油1杯、みりん1杯、砂糖0.2杯を合わせ、生姜を加えた出し汁で一度焚く。
- 適当な大きさに切り、黄身酢を上からかける。
黄身酢
- 卵黄30ケ、酢1.5合、昆布出し2合、みりん80cc、塩7.5g、砂糖100gを混ぜ湯煎にかける。
- 上がりにサラダオイルを少々入れる(てりを出すため)。
家庭用の割合
卵黄3ヶ、酢0.15合、昆布出し0.2合、みりん8cc、塩0.75g、砂糖10gを混ぜ湯煎にかける。
湯煎
- 大きい鍋と中の鍋を用意する。
- 大きい鍋に水を入れてわかす。
- 中の鍋に調理する物を入れる。
- 大きい鍋に③を鍋ごと入れ、湯を沸かしながら混ぜる。
土佐酢
- 出し汁5杯に対し、みりん2杯、酢3杯、昆布、淡口醤油1杯を合わせた出し汁に昆布を入れて焚く。
- 上記 ① の合わせた出し汁が沸いたら昆布を取り出す。
- 差し鰹をして火を落とし、鰹が沈んだらリードで漉して冷す。
差し鰹とは
調味料を合せて一度炊き、差し鰹をする事により、よりいっそう味は良くなる。そして差し鰹は出し類によく使われます。
差し鰹
- 調味料を合わせた出しが沸騰したら鰹を入る。
- 一度火を落とし、弱火で軽く焚き、火を止め、鰹が沈むまで待つ。
- 鰹が沈んだらリードで漉し冷やす。
調味料の割合について
調味料の味付け割合は対比で計算しています。人数に応じて計量カップや容器の大きさが変わっても、味は変わりません。
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