人参は日常生活においても良く使われる野菜です。料理方法もたくさんありますが、日本料理では煮物類の炊き方が一番難しいと言われています。昔から、料亭に入って修行をする中で、煮炊き物が一人前に出来たら、料理長になれると言われるほど時間がかかります。今日は人参の煮物を紹介します。
材料
- 人参
- 鰹
調味料
- 出し汁
- 淡口醤油
- みりん
- 酒
作り方
- 人参は皮を剥く。
- 人参は一度八分焚きにする。
- 出し汁20杯に対して、淡口醤油0.8杯、砂糖少々、みりん1杯を合わせた出し汁で煮る。
- 鰹をガーゼで包み追い鰹にする。
梅干しの中の紫蘇の葉1枚を入れる事により人参のクセをおさえる事が出来ます。
追い鰹とは
追い鰹は煮焚き物などを煮た後、鰹をガーゼで包み鍋の中に入れして冷ます。追い鰹をする事により味はとても良くなります。
追い鰹
調味料を合わせた出し汁で煮た後一度冷まし、鰹をガーゼで包み人参を煮た鍋の中に入れて冷蔵庫で1日中置く。
調味料の割合について
調味料の味付け割合は対比で計算しています。人数に応じて計量カップや容器の大きさが変わっても、味は変わりません。
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