鯛料理には色々な料理があります。一般的になじみ深いあら煮は、飴焚きのように、酒、みりん、濃口醤油、たまり醬油だけを使った調理方法から、出し汁を使い、あっさりめに仕上げる方法まであります。今回は少しあっさりと仕上げた鯛のあら煮を紹介します。
材料
- 鯛の頭
- 竹の子
- 牛蒡
- 蓮根等の季節野菜
- 昆布
調味料
- 濃口醤油
- 砂糖
- 料理酒
- たまり
作り方
割合:酒3杯、出し汁7杯、砂糖 1.3、淡口醤油 0.7杯、タマリ 0.2杯
- 鯛は熱湯で霜降りをしてから、水を流しながら、血合、うろこを丁寧に取る。
- 鍋に大きめの昆布の角切りを敷く。
- 野菜(竹の子、ゴボウ、蓮根など)を鍋の底に敷き、その上に魚をおく。
- 最初に酒3杯、出し汁7杯が魚よりほんの少し上になる割合で入れ、落とし蓋をして強火で煮て沸騰させアクを取る。
- 次に砂糖 1.3杯を入れて沸騰したらアクを取る。
- 次に濃口醤油 0.8杯 タマリ醤油 0.2杯を入れて沸騰させ、弱火に落とし、アクを取りながら鯛の上から煮る汁をかける。
- 最後に味をきき、薄い様でしたら、濃口醤油、タマリ醤油をほんの少し入れ、出し汁にトロミが出るまで魚の上から煮汁をかけて煮詰める。
霜振りとは
熱湯に少し漬けた後、うろこ、血液、汚れ等を流水で洗い流す事により、臭味や汚れを取り除きます。
調味料の割合について
調味料の味付け割合は対比で計算しています。人数に応じて計量カップや容器の大きさが変わっても、味は変わりません。
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