土瓶蒸し

土瓶蒸しと言えば秋に吸い物の変りによく使われますが、関西では6月頃に国内産の早松茸が出てきます。6月になりますと鱧も市場に出てきますので、鱧と早松茸を使った土瓶蒸しです。

土瓶蒸しは、だしを張って沸かしますが、だしが濁りますので、写真撮影のため、だしははっていません。

材料

  • 車海老
  • 松茸
  • 豆腐
  • 三つ葉
  • 酢橘

調味料

  • 出し汁
  • 淡口醤油

作り方

  1. 海老は背わたを取り、薄塩をしてボイルをする。
  2. ハモはヌメリをよく取り、内臓も取り除き水洗いをする。
  3. 三枚におろして骨切りをする。
  4. 骨切りはよく切れる庖丁で、身のほうから皮の所まで1cm幅につき8~10枚位に切る。
  5. 5センチ幅位の長さに切り離し、うす塩をしてから霜降りをする。
  6. 松茸、三つ葉、を入れる。
  7. 出し汁は塩、淡口醤油で味付けをし、スダチを添える。
鱧をおろす時は背びれのきわのヌメリをきれに取ってください。ヌメリが少しでも残りますと、湯通しをした時、鱧独特の臭みが残ります。又、三枚におろした時、背の方に細かい骨が残りますので、この骨を薄くすき切にしてから骨切りをしてください。

霜振り

熱湯に少し漬けた後、うろこ、血液、汚れ等を流水で洗い流す事により、臭味や汚れを取り除きます。

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