鰆は年に2回旬があると言われています。関西は春から初夏にかけてを旬とし、関東は寒鰆が旬とされていましたが、今では両方の時期で使われています。
昔から日本料理では、旬とは旬の10日前とよく言われています。旬を大切に献立をつくる料亭では、少し早く鰆を使用します。
鰆のお料理も沢山ありますが、今回はさわらの柚子味噌漬けを紹介します。この料理はさわらのもつ味と玉味噌に散らし柚子を和えた味噌を作り、漬け込んだ味噌漬けは香りもよくおいしくいただけます。
材料
- さわら
- 柚子
さわらは鮮度の良いものを選ぶ。
4月から初夏にかけて、瀬戸内で獲れるものが特に良い。
4月から初夏にかけて、瀬戸内で獲れるものが特に良い。
調味料
- 濃口醤油
- みりん
- 料理酒
作り方
- さわらの内臓等を取り去り水洗いをする。
- 水分を取り除き、三枚におろす。
- 三枚におろした後、焼き魚の大きさに切る。
- 濃口醤油1杯に対して、みりん1.5杯、酒1杯を合わせる。
- 柚子を輪切りにする。
- 上記 ④ を合わせたタレに柚子の輪切りを入れる。
- さわらを5時間くらい漬けておいてから弱火で焼く。
柚庵漬けは焼く時は焦げやすいので、家庭で焼く場合はグリル、又はオーブンをご利用ください。
調味料の割合について
調味料の味付け割合は対比で計算しています。人数に応じて計量カップや容器の大きさが変わっても、味は変わりません。
柚庵漬けは冷めると硬くなりますので、温かいうちに召し上がってください。
コメントを残す